2016/07/15

7月12日 一生出れない気がしてきた鹿児島から宮崎へ備忘録

目覚めると汗だくだった。昨日は結構焼酎を飲んでいつの間にか寝ていた。なんやかんやで長時間睡眠を取ったからか、全く酒が残っていなくてよかった。
天文館あたりの写真も撮ろうかと思ったけど、雨でテンションが下がったのでコンビニに行きコーヒーを飲んだ。

フリーWIFIを使って、大阪に帰る行程を調べる。週末には友達のLIVEがあるし、友達と団地珍スポラブホテルツアーをするし、友達とこないだ撮影した伊勢田監督映画鑑賞会をする。
私と付き合ってくれる奇特な友達が、大阪に数名居る。ひとりが好きなのに、ひとりでずっと旅してると無性に数少ない友人に会いたくなる。



雨が降っているため、スローペースで回る。
ちなみにこの自分が写り込んでいる写真は自撮りである。この旅から三脚を使うようになった。やっぱり後々記事化する時用に、自撮りは説得力があるし重要だったりする。



山奥の男根岩の前で微笑みながらひとり自撮りをしていると、わたしゃ一体何をしているんだと思う。もしここで誰かが来たら絶対に「頭がおかしい人だ」と思われるだろう。

車を走らせて東へ。時間的にもう夕方に近いけど、ずっと行きたかった発電所の廃墟に行く。降りるところを間違えてしまって、今は使われていなさそうな観光駐車場に最初停めてしまった。
そこで、狐をみた。黄色くてフワフワの尻尾。私は思わず「狐!」と叫んだ。



でも今写真を見たら、やっぱり猫かもしれない。


やっとのことで、展望台にたどり着く。公園の敷地は連日の豪雨でぐちょぐちょで、足が泥だらけになってしまった。もうずっと雨と泥に好かれているので、参ってしまう。



せっかくなので日本滝100選にも選ばれる曽木の滝へ。怖いくらい流れが速い。
ごっごごごごごごっごごごごご
滝の方から地鳴りのような轟音がする。これ、大丈夫か?ここに居ても大丈夫か?
でも滝の目の前までせり出した展望台は立ち入り禁止になっていない。しかも観光客が結構居る。大雨で増水した曽木の滝をあえて見に来る。命知らずの物好きは何処にでもいるようだ。自分のことを棚に上げてそんな風に思う。



水の流れを見ていたらゾクゾクと鳥肌がたった。今立っている展望台がいつ崩れるやもわからん。ぱしゃぱしゃと撮り、逃げるようにその場を後にした。

それにしてもお腹が減った。そういえば、今日は何も食べていない。
途中、変わってそうなちゃんぽん屋があったので行ってみる。



日本一を自称しているからどんなもんかとおもったけど、そんなに変わってなかった。トマトちゃんぽんを食べる。普通に美味しい。


もう変なものに目が慣れてしまっているのかもしれない、そう思うと少し寂しくなった。
例えばだけど、生まれて初めて「ちゃんぽん」を食べるひとが居たらこの日本一ちゃんぽんを見たらどんな風に思うのだろう?ちゃんぽんすら初めてなのに、ましてやトマトちゃんぽんだなんて!
モグモグと食べながら、私は初めてちゃんぽんを食べる人、初めてちゃんぽんを食べる人…と言い聞かせてみたけど、やっぱり普通にちゃんぽんだった。



もうすぐ日が暮れそうというところである。今日は全然回れなかった。疲れたので温泉にでも行くか…と思って訪れた温泉宿がやばかった。



詳しくは、ぼろログで書きます。



近くのスーパーで買った商品を並べたら、しょっぱすぎて涙が出そうになった。腐りかけの桃の皮を剥いて丸かじりする。甘い。とても甘い。じんわりと甘さが口から体に伝わっていく。甘味とは救いなのかもしれない。

それにしても、この宿は本当にぼろい。湿気でぐじゅんぐじゅんになった畳に、虫やホコリの上に覆いかぶせるように布団をひく。
この上なら安心して寝転べると思ったら、布団も焦げてたりシミだらけだったりだ。ボロの極みである。
開けた窓の網戸はやぶけているけど、来た時からずっと開いていたからいいかと思って、そのまま明かりを消した。

の外の雨音がどんどん強くなっていく。寝ている間にこのボロ宿は潰れてしまいそうな勢いである。潰れても、2階だからまあ助かるといいなあ。一階に宿主が居るのにそんなことを思ったりする。
湿った布団にくるまる。せんべい布団で、自分がタマゴせんべいの具にでもなった気分だった。


コーヒー2杯200円
ちゃんぽん800円
晩御飯1000円
ガソリン代3000円