2016/06/03

6月2日愛知・静岡 備忘録

せっかく日本一周の旅に出てるのに、その日のことをどこかに書き留めておかないのはもったいないと思って日記をつけることにする。
いつまで続くかはわからない。そもそも日記を続けられた試しがないもの。

車に乗って愛知へ。本当は昨日の晩出るはずだったのに、力尽きて早朝出発。
今、好きなことばかり出来てとてもとても気持ちは穏やかだけど、気がつけばどこまでもダラダラとしてしまう。無職とは恐ろしいものだ。


向かったのは岡崎にある喫茶店「丘」だ。



話し込んでしまって、結局2時間くらいいたかもしれない。
マスターとママは2代目で、6年前からこんな風に改造したこと。
暗い店内を明るくしようと思いアルミホイルを貼ったのがきっかけとのこと。
アルミホイルだと冬に寒くてしょうがなかったので、断熱材を使用したら大正解。冬は暖かく夏は涼しい、なんということでしょう匠の技により素晴らしい純喫茶になりました。
ただあんななりだからか、地元の人はあんまり来ないみたい。近くの方行ってあげてください。




丘の近所にあった物件。怪しい名前だとマッピングだけしていて、見に行ったらビンゴ!素晴らしい作品である。
その後、車を走らせて次の街へ。





次の街が全然見えてこない。残りのkm数が減らない。
何気に静岡を愛知から走るのは初めてだけど疲れたな。国道のバイパスが整備されているのが救い、1号線ってすごいんだよ高速道路みたいで。




でも、散々走らせた先でこんなことになるから笑ってしまった。
営業してるか怪しいスポットにはまずは電話をする、というのが鉄則だけどついつい忘れてしまうとこうなるのだ。あーあ。。。




そんなこんなでほぼ今日は移動日。
だいだい川西から350kmくらいか。やっぱり、300km超えると「走ったなあ…」と、体がジーンとそのまま動いている感じがする。



こんな時はたいてい夢をみる。寝てるのか、起きてるのかわからないような夢。
高速道路の夢だ。
多分小さい頃、父に兄弟みんなで車に乗せてもらって遠出した時の記憶だと思う。

ある程度の速度を超えると、キンコン キンコン という音が鳴る古いワゴンだった。
車の揺れでも、ものすごいスピードが出ているのがわかる。薄っすら目を開けると、窓の外ではすごい勢いでオレンジ色の高速道路の街灯が流れていく。
こんなに速いと、もしかしてもっと速く速くなってそのまま死んじゃうんじゃないか、なんてことが私の脳をよぎる。
キンコン キンコン
「とーちゃん、速いよ!」そう言うと、父は「大丈夫大丈夫」と平然と言う。
怖くなってまたギュウっと目を瞑るが、瞼の上からもオレンジ色の光が流れていくのがわかる。
「ゆっくり行って!」「大丈夫大丈夫」
まあ、結局父は無事故でいけたから大丈夫だったのは大丈夫なのだが、その時はうらめしい気持ちで縮こまっていたものだ。
だけど子供の集中力は続かない。しばらくすると緊張の糸も切れて、ザワザワとした気持ちにさせられたオレンジ色の光と警告音は、不思議なことにいつのまにか子守唄のようになって、そうしてそのうちにまた眠ってしまう。
キンコン キンコン 

そんなこんなで、こんなにも年を取ったのに体はあの時代のことを覚えていて、速度と色に呼び起こされるのか、沢山移動した日には走り続けている夢を見る。
走り続けていて不安でザワザワしているのに、それが心地よくなって、起きてるのか寝てるのか分からないようなオレンジ色の夢を見る。




…こんな日記じゃ絶対続かないな。明日はもっと簡潔にしよう、ということでおやすみなさい。




・今日使ったお金
私の尊敬するai7nさんという案山子家の方が、旅をした時にそのお金を書き残していた。散財しまくってしまう旅では本当にいいことだと思う!私も真似しよう。
ガソリン代3500円
パン130円
丘のランチ1200円
栄養ドリンク130円
コーヒー100円
野菜ジュース100円


・新しい連載
ITmediaで始めるよ。
第一回目は、私の一番好きなアウトサイダーアーティストのお話。気がつけば3年もの付き合いになるんだなあ。この春本さんは私の写真展に来てくれたこともあって、本当に思いれのあるお爺さんだ。
ぜひ読んでみてね。