2015/05/07

韓国一人旅の備忘録2015


4/30−5/5までの6日間、韓国へ行って来た。
国内一人旅ではいつも、翌日の予定を前日に決めることが多い。今回海外ではあるものの、まあ韓国だし大丈夫かなと、いつものような感じでフラフラと旅してみた。韓国内ではおおよそ2000kmくらい移動したので、かなりフラフラしたと自分でも思うし、フラフラするので今はゴロゴロしかしたくない。
wifiの環境が整っていたのもありツイートを連投していたので、せっかくなのでその時リアルタイムで流していた情報も一緒に備忘録にしたい。個別の詳細情報は、時間が出来たら書いて行く(つもり)です。





荷物は殆ど無い。スカスカのバックパックを背負い関空に行き飛行機に乗る。大抵のものは現地で揃えることが出来るし、行動力(とお金)さえあれば大抵の所へ行くことができる。回を重ねるごとに、臆していたことや出来なかったことがスムーズに行くようになるのはただの慣れだろうけど、分かりやすく経験値を得ている感じが嬉しい。

待ち時間にGoogleマップで行きたい場所を検索すると、市内バスの番号とその発着時間、経由地まで出て来た。インターネットの凄さに感動しながら、結局ケチってSIMは買わずに行ってみることにした。

高速バスのチケットを買い、水原(スウォン수원)という場所に向かう。
着いたものの、目的地の場所が分からないので観光案内所へ。日本語が出来る人がいて助かった。市バスに乗る。






市バスは先払いのようだが、システムが分からずあたふたする。金額が統一されているものもあるが、目的地までの距離で金額が変わるものあるようだ。かなりの数に乗ったが、今でもその種類があんまり分かっていない。予め目的地を告げるのが一番確実だった。この時も、目的地を告げたら金額を教えてくれた。
バスに揺られる。流れる景色を眺めていると、ああ、旅をしているという感じがする。






ヘウゼ해우재と呼ばれる、大便モチーフで溢れる珍スポットへ来た。





一人でとてもはしゃいだ。
公園内では子供連れだけでなく、オバちゃん達(アジュモニ아주머니)が井戸端会議をしていたり、カップルがイチャイチャしていてなかなかカオスな風景だった。
その後、市バスを乗り継ぎ、さらに地下鉄に乗る。弘大(ホンデ홍대)という駅が今日の宿だ。
チェックインすると、部屋に日本人が居た!少し嬉しくなって世間話をしたが、行くところもあったのでまたね、と言って宿を後にする。




所々に、日本の要素があって、ただの落書きでも嬉しくなったりする。




設立、と書いてあるそうだ。海外にも定礎箱があるのだろうか。




このタイヤキはまあ韓国だけじゃなく中国にも京都にもあるらしい。起源はやはり日本で、しかも鯛じゃなく鮒焼き(フナやき=プンホハン붕어빵)と呼ばれる。

弘大は大学があるということで、若者が多い街だ。それにしても韓国は、本当に綺麗な女の子が多い。整形や色々と手を加えている子も多いかもしれないが、純粋に凄いと尊敬する。同年代が美しく街を闊歩するのに対し、美に消極的になり趣味に生きている自分を比べて、たまに惨めで卑屈な気分になったりする。
そうは言っても、やはり旅はやめられないし、好奇心を止められない。







比較的最近出来たというLOVE MUSEUMは秘宝館の中でも顔ハメ要素が多いところだったけど、夢中になって顔をハメずに写真を撮った。

付近を歩いて帰る。焼肉や大衆食堂に入りたかったが、良く分からなかったので適当に冷麺を食べて帰った。5000ウォン(=550円程)だったのでまあまあ安かった。
部屋に帰るとさっきの日本人は居なかった。結局4人部屋なのに一人で貸し切る形で寝た。




次の日、朝イチで金浦空港(ギンポ김포)から済州島(チェジュ제주도)へ移動した。
無料のwifiスポットが無いかもしれないことやバス移動のことを考慮して、wifiを借りてみることにした。一日8000ウォン(=880円)と少し高かったが、これがまたサクサクに利用出来て感動したのだった。普段も依存症くらいネットに頼っているので、どこでもネットが使えるというのは本当に助かる。ケチらずに早く借りておけば良かった。







案内のお姉さんも居たのもあって、極力避けていたタクシーを使ってラブランドへと向かう。15分8000ウォン(880円)程で到着した。
降りる時にタクシーの運ちゃんがニヤニヤ笑っていた気がして、やっぱりタクシーはあんまり使わないようにしようと思った。








ラブランドは広過ぎた。たっぷり3時間程使ってしまった。




ラブランドに併設されていた食堂で遅過ぎる昼ご飯を食べる。日本食の中でも、「うどん」は韓国人の舌に合うのか良く食べられているようだ。

次の場所へと向かうことにする。ここで、はたと3年前に買ったTmoneyカードの存在を思い出した。Tmoneyカードはいわゆるスイカやイコカ的な電子マネー媒体だが、調べると何処のコンビニでもチャージ出来て、韓国内ならほぼこれ一本で動くことが出来るらしい。結果、この時から使うようになったTmoneyカードが大変役に立つことになる。

こういうことも現地で体験して初めて気付くことが多い。予習の甘さはあるだろうが、現地で困ったことにぶち当たって解決して行くことが楽しくもあるので、まぁ良いのである。
50分程バスに揺られる。wifiが繋がっているので有効な調べ物タイムだ。






そうこうしている内に、済州島の中でも最も南方に位置する西帰浦(ソギポ서귀포시)に到着した。
道に犬が居て、子供と遊んでいた。韓国の犬食文化は有名だけど、こいつはどうなんだろなあ。食べられるやつか、ペットなのか、あるいはどっちもなのかなあ。





宿について片言の英語でチェックインしようとすると、若いスタッフが焦り出した。エクスペディアで宿を予約したんだが、どうやら手違いでもう一杯になっているらしい。
えっえっ?お金払っている分はどうなるのか?というか、まさかのNO宿だろうか?それは流石に、ヤられるもしくは殺られる。

私の英語力でどうにかすることも出来なさそうなので、ゲストハウスのロビーの片隅に座りとりあえず違う宿を探す。若いスタッフが申し訳ない…みたいな顔でこちらを見て、誰かに電話を始めた。

10分くらいそこに座っていただろうか、電話を終えたスタッフが話しかけて来た。
「ボスが違う宿を紹介してくれるらしいから、ついて来てくれ」的なことを言っている。
えっと、これは、大丈夫なやつだろうか??典型的なヤバイやつだろうか??
まぁもしもの時は大声を出して逃げようと思って、のこのこついて行った。

さっきは宿を探すのに必死だったので、あらためて「予約料金はどうなる?」と話しかけた。
「その宿に泊まるなら払わなくても良い」みたいなことを言っている。
…大丈夫かな。

身をこわばらせながら距離を少し取りながらついていったのだが、辿り着いた宿はとても綺麗な場所だった。最初に泊まろうと思っていたところより随分と小洒落ているし新しい。
念のためにネットで検索してみるとエクスペディアにはゲストハウスとして登録はされておらず、まだ出来て間も無い宿のようだった。英語のページがヒットしたが、評価は悪くなさそうだ。
お金は立て替えてくれると言ってるし、ここに泊まることにした。呑気過ぎるかもしれない。

フロントでアダプターを貸してと言った。やっぱりまだ新しいようで無いと言われた。
「ボスが今から買いに行くから待ってて!」みたいなことを言われて、ボスが走って買いに行ってくれた。

ラッキーが続く。ボス、良い人だ。





おまけに、とても安くて美味しい定食屋を教えてくれた。6000ウォン(660円)でデカイ魚が着いて来た。
ボス、やっぱり良い人だ!!

西帰浦は、貴重な海女文化が残る場所だ。似た風土の為か、海女文化は日本とここ済州にしか残って居ないという。夕食を食べた後に付近を散策してみる。市場はちょうど店じまいの時間らしく、バタバタと後片付けをしている。




今日はもう一つ行く予定だったが、ラブランドで半日使ってしまい、宿でトラブったから行けなかった。残念ではあったがかなり疲労困憊していたので、すぐに寝た。8個程ベッドがあるドミトリーだったが、知名度がなさ過ぎるせいか私しか泊まっておらず、泥のように熟睡した。


翌朝、起きるといい匂いがした。モーニング付きだった!しかも結構美味い。
最初は疑っていたが完全に良い宿だ。次来たら、ここに泊まろうと思うくらいだった。

次の目的地までバスに乗って移動しなければならないが、せっかくなので周囲をウロウロしてみることにする。











昨日あまり見れなかった市場は、朝市が始まる時間のようだ。冷やかしながら歩いた。鮮やかな原色やゴチャゴチャした商店を見ると、アジアに来た、という感じがする。






















行きたかった性文化博物館を調べたら宿から近い所がヒットして歩いて向かったが、どうやらそれはGoogle先生のミスのようだった。無駄足を踏んでちょっとゲンナリする。

バスに乗り次の場所へ向かうことにした。昨日かなりスムーズにバスを利用出来たから、今日は余裕だ。
…と思ったら、真逆のバスに乗ってしまった。やっぱり調子に乗ったらダメだ。人に聞こう。

誰かに話しかけると、皆最初「え??」って顔をしてから「なるほど日本人ね」みたいな感じになる。私は韓国顔なのかな?とも思ったけど、街を歩く若者を見てると、同年代の雰囲気が似てる気がする。

そもそもこんなに近いのだから、気候も一緒で、生えてる広葉樹やそこら辺にいる犬猫鳩も一緒なのだ。そりゃ人の顔も似るよなあと思った。

ふと、日本のパラレルワールドがあるなら、まさにこんな感じなのかなと思った。自分の街のパラレルな世界と、そこに居るパラレルな友人達を想像した。


そうこうしてるうちに目的地一つ目のワールドカップ競技場に着いた。ただ、着いてから本当に迷った。広いスタジアムの中を汗だくになりながら歩き回った。



世間を賑わしたワールドカップの跡地は、閑散としている。ひとつの役割を終えた場所を上手く利用する方法は、どこの国でも課題となるんだろう。







肝心の展示は膨大な量でこれまた大変時間を食った。


急ぎ足で次の場所へと移動する。
と、その前に腹ごしらえとする。





22000ウォン(2420円)と、この旅で一番贅沢したご飯だった。

「맛있어〜행복해〜〜」
(美味しい〜幸せだ〜)

Googleの翻訳機能を使って遊んでいた。

「행복 이구나 ~ 행복해 ~ 행복하다 ~ 행복 일까 ~? 」
(幸せだな〜 幸せだね〜 幸せかも〜 幸せかな〜?)

「행복 할지도 ~? 행복이란 ~? 행복 대해 진심 내고 생각 해보니 ~」
(幸せとは〜?幸せって何〜? 幸せについて本気出して考えてみたら〜)

風土だけでなく韓国語も日本語と似ている。子音と母音の組み合わせなので、パターンを覚えればローマ字のように読むことが出来る。
帰るまでに読めるようになったらいいなと思って、この時からブツブツと周りのハングルを音読し始める。















あんまり期待せずに来たテディベアミュージアムは、かなり楽しかった。





またバスに乗り、次の場所へ。
繁華街からどんどん田舎へ向かうので若干不安にもなった。

バスの運転手に行き先を伝えて、てっきり教えてくれるだろうと油断していたら普通にバス停をスルーされた。「ちょっと待って、降ります!」と慌てて言って、たっぷり1km程先のバス停で降ろされた。
見渡す限り山と畑しかない道を歩いた。牛糞の匂いがした。牛は見当たらないが放牧されているようだ。





韓国の観光施設は、一軒一軒のボリュームが凄い。ここも、1階だけで終わりかと思ったら2階に人形だらけのスペースがあった。性と健康の博物館に着いたのは15:00頃だったが、結局3時間程滞在したのだった。

さて、だんだん時間が怪しくなって来たので、次は宿へと向かう為にバスを待つ。
Googleマップで指定されたバス停で待つが、来ない。



雨が降り出して来た。おまけに日も暗くなって来た。
歩いたのはだいたい3kmくらいだけど、ど田舎で人も店もない。この時は本当に涙が出そうだった。半分走りながら歩いた。
弘法も筆の誤り、Google先生もたまに変なこと言う。ちゃんと情報を見極めないとだめだ…と思い知ったのだった。

バス停に着いて待っていた女の子に尋ねると、このバス停は正しいようだった。雨と汗で天然パの髪はボサボサになっていたし、必死の酷い形相だったろうけど、親切に教えてくれる。今の所、韓国人は皆優しい。

さてバスに乗ったがいいが、今日の宿は辺鄙な所にあって、もう一回バスに乗り変えた上15分程歩く必要があった。さらにはポータブルのwifiが調子が悪く、ネットが繋がらなくなっていた。完全にハードモードだ。

外も真っ暗になり、雨足も強くなっていた。人通りの少ない道を歩くよりは、と思って流しのタクシーを拾った。

タクシーの運ちゃんに住所を伝えるがなかなか分かってもらえず大変だった。だが親身になって探してくれて、値段もぼったくられず4000ウォン(440円)程だった。
タクシーで通った道最寄のルートは、人っ子一人居らず道路脇に人の背丈くらいの雑草が生えてるような陰気臭い場所だったので、そこを歩くことを考えると本当に幸運だった。

この日も疲れ過ぎていたため、夜10時に寝た。



翌朝。所持金があと1500円程しかなかったが、元気をつけるために栄養ドリンクを買った。



後から聞くとこれは消化剤だったそうだ。どうりで、奇妙な味がしたわけだ。



ゲストハウスは熊のプーさんを多用していて思わず笑ってしまった。
スタッフのお姉さんは優しかった。英語で色々と世間話をした。お姉さんはフックラしているのに顔が整い過ぎていたので、多分整形していると思う。

タクシーを呼んでくれて、市内へと向かう。そこからはまたバス移動だ。





次の目的地は小人国テーマパークという遊園地だ。
関東でいう東部ワールドスクエアや、関西でいうオノコロのような場所である。ただ標高が高い所にある為か濃霧で覆われており、神秘的というかそれは少し不気味であった。





韓国はいわゆる自分撮り文化が発達している。もともと写真撮影が好きな民族だということもあると思う。
園内には顔ハメがこれでもかというくらいあり、韓国人が列をなして撮影している。







バスに乗って市内へ戻る。

実はこの日、もう一度ソウルに戻ろうと思案していた。だが、ネットで航空券を取ろうとしても何度やってもエラーが表示される。

観光案内所で聞くと、韓国ー韓国間の航空券のネット購入は、外国人は基本的に出来ないそうだ。
(エアプサンや、日本へ向かう航空券は取れる)
焦る私だったが、これまた観光案内所の人が色々と頑張ってくれて、電話をかけ航空券を押さえてくれた。普通はこんなサービス無いかもしれない。ありがたい。
済州空港へ向かい、この空港で借りたwifiを返した。

金浦空港へ到着してまたwifiを借りるのも良いかと思ったが、この空港から帰るか分からなかったので今度はwifiのカードを購入してみる。
4日で3300ウォン(360円)と安い!ソウル市内ならこれで充分だったし、次から韓国に来た時には真っ先に購入しようと思った。







ソウルタワーの麓が今日の宿だ。ライトアップされたタワーを眺めながら坂を登る。
チェックインしてから適当に街を歩き屋台でご飯を食べたが、疲労がたまっていたのもあり早々に宿に引き返した。





怖い夢を見た。
身内が病気になる夢だった。やせ細ったその手を握った時に、ハッとして目が覚めた。

こんなに好き勝手していることに、何だか、とてつもない後ろめたさが生まれた。いつまでも家族が元気な状態で居てくれるなんて思っているから、こんな旅が出来るんだろう。いつまでこんな旅が、許されるんだろう?
結局、朝まで寝付けなかった。



気持ちを切り替える為に、次の日は朝からアワビ粥を食べた。何だか、ザ観光客という感じだ。9000ウォン(990円)だったが、金銭感覚が狂っており高いのか安いのか分からない。

その後は電車に乗りバスに乗り、今日の目的地へと向かう。
ソウル市内から何キロ程離れただろう。またもや田舎に来てしまった。結局、片道2時間程かかった。






また詳しく書くつもりだが、なんやかんやで2時間程滞在した。
ペニスレストランの人も親切で「日本で性神信仰の研究をしている」と伝えると、特別にお土産をくれたり、普段は見せていない場所も見せてくれた。

また2時間かけてソウル市内へ戻る。
バスの中でツイッターを開いた。ツイートがかなり拡散されていたのだが、嫌韓思考の人達からリプが来ていたりした。

私は嫌韓ではないので、知らんがな、と思いながら眺めた。実際に韓国に来てみて、(私が感じていないだけかもしれないが)分かりやすい反日的差別も受けていない。

本当に嫌い合っているのは、一部の人達だけじゃないのだろうか?





水族館が面白い、と聞いたので観に行こうと思った。ダンジョンのようにバカデカイ、ロッテモール内にそれはあった。





案外真面目な展示も多かったが一部は聞いていた通り面白かった。

歩き回って体力の限界が近づいて来た。横になりたくてたまらない。

ロッテモール内で、若いユニットが歌を歌っていた。休憩と共に、ベンチに座ってそれを眺める。そんなに売れなさそうな感じだ。きっと、二度と聴くことはないだろう。
それに、こんなに広い場所で沢山の人達とすれ違うが、その人達とも二度と出会うことは無いんだろう。
なんだか不思議な気分だった。

電車に乗り、宿へと向かう。
やはりかなり疲労困憊しており、乗り過ごしてしまう。
体力が無いなあと、毎度ながら思う。

珈琲を買った。400ウォン(44円)と、駅のドリップ珈琲は何故かめちゃくちゃに安い。旅の終わりに近づいてきたが、この後帰宅までにしょっちゅうこの謎珈琲にお世話になった。



宿は、路地裏にあった。到着して窓から外をそっと眺めると、トタン屋根の上をアクション映画のように走っていけそうであった。
完全にスラムの見た目にビビってしまう私だった。

エクスペディアで宿を予約しているのだが、またここでトラブルがあった。どうやらドミトリーがダブルブッキングになっていたようで、店員が焦っている。またこのパターンか…と思ってぼんやりしていたら、なんとドミトリーから個室へと変更してくれた。しかも広めの部屋で、テレビと風呂とトイレもついている。
ラッキーな展開に部屋の中で大きく伸びをした。

外に出て、地元のスーパーみたいな店で変な物がないか物色する。

すると、街歩きの大先輩から連絡が入った。時を同じくしてソウル市内に居るという。




東大門(トンデムン동대문)という場所で、大先輩であるdeep案内編集部の方達とまさかの合流をした。

ノレバン(韓国の風俗カラオケ)や、ポシンタン(犬料理屋)など、韓国の表立って見えない部分を垣間見る。
自分一人であれば、危険を避ける為に絶対に行けない所だ。貴重な体験をした。

2時間程一緒に散策したが、宿の周辺が危なそうだったことが気がかりで早めに別れた。冒険しているようで、案外私はビビりだし保守的だった。






最寄り駅で若い女性に猛烈に話しかけられたり、宿の周囲がやはり怖かったりで、駅から走って宿まで帰った。
入り口に着くと、路地裏の様子とは打って変わり中は賑やかだった。どうやら宴会をしているようだった。
珈琲を飲みにキッチンに行ったら、何故かそのままその宴会に混ざることになった。

マッコリを飲む。この旅で初めてのお酒だ。6%と案外キツくないし飲みやすい。
「コンベー!(乾杯건배)」と繰り返し乾杯をした。韓国人と中国人と日本人と、同じような顔なのに異種交流会だ。

横に座っていた、彦摩呂をオシャレにした感じの中国人に「きれい」「かわいい」みたいなことを延々言われた。お世辞かもしれないが自尊心が満たされた。その他にも皆とたわいもない話をした。分からないときはGoogle翻訳を駆使した。
眠くなったので、頃合いを見て宴会を抜けた。



次の日は早く起きて宿を出た。ロビーで昨日の宴会に居た中国人に出会って、挨拶をして別れた。こっちが「シェイシェイ」と言い、向こうが「さようなら」と言い、笑いあった。

KTXという韓国の新幹線に乗り、釜山(プサン부산)に向かう。我ながら大移動だ。



一番の目玉の市場は休みだった。仕方が無く近くの料理屋に入る。交渉して18000ウォンだった。足下見られたかもしれないが、まぁ良いや。



時間もそんなになかったので、国際市場をうろうろして市内バスで空港へ向かった。
窓から入る海風が気持ちよくて、バスの一番前でうとうとしていた。あっというまに目的のバス停に着いて、バスの運転手が起こしてくれた。
ハッと起きて、カムサハムニダ、といって降りた。





飛行機は1時間くらいで関空についた。東京へ行くよりも近いし、安い。
当たり前だけど大阪は日本語ばっかりだ。通り過ぎる若者達の会話に聞き耳を立てながら帰る。
日本の若者達は、韓国に居た若者達と顔も雰囲気もそんなに変わらない。

ラブやヘイト、様々な反応を貰ったけど、皆さんは実際に韓国に行ったことはあるだろうか。
私の場合こんな風に訪ねた国のことは、良い面も悪い面も含めて、面白いなぁと心底思うことが出来る。観光という気軽な立場だからというのもあるのだろうけど、そこからでも知り得る情報量は多く、自分の中での世界の見方が少し変わる。そしてそんな知らない世界をもっともっと知りたいと思う。

次は何処へ行こうか。旅が終わったばかりだというのに、もうそんなことを考えている。

(H27.5.6)