2014/09/29

【東京】ドヤ街山谷で食べてみる

日本三大ドヤ街である山谷堪能する旅、続編です。今回は、山谷の「食」を見てみましょう。



山谷には、いろは会ショップメイトという商店街があります。長いアーケードは少し寂れ気味でありシャッター店も目立ちますが、営業されてる店舗も多数あります。

前回の記事で少し書いたように、ここはあしたのジョーの舞台になった土地。そのため至る所でジョーを推しています。
こんなパンもあるようです。

▲あしたのジョーグローブパン

左はジャブ(ジャム)
右はこし(あん)の入ったストレート

と、なかなかの駄洒落パンチがきいたパンなんかが売っていたりします。



アーケードには昔ながらの専門店がぽつぽつと営業しています。
進んでいくと、食料品店がありました。ここもかなりパンチがきいてまして、思わず膝から崩れ落ちそうになりました。

 




▲うどん?????


おかしいな…







▲ちくわ?????????

どうやら山谷では、他所とは全く違う文化が形成されているようです。
 





〜〜〜〜〜~~~~~~



さて、小ネタは置いておきましょう。
山谷に泊まった次の日の朝、こんな所へ行きました。


きぬ川さん。古くから山谷の方々に愛されている大衆食堂です。
あの有名な漫画「孤独のグルメ」でも第一話にて描かれた為、熱烈なファンからは聖地として知られているそうです。
孤独のグルメって実は読んだことないのですが、この見た目です。私みたいな若輩者だと圧倒的な孤独感に苛まれそうですよね。店の中ではオッサンたちが、刺すか刺されるかの修羅場を起こしているかもしれない…
 
なんて浮かんでくる妄想を振り切るように、のれんをくぐり、中へ。



 
 
「いらっしゃい」
おばちゃんが優しく出迎えてくれました。
夫婦二人で切り盛りされているのでしょうか、厨房の奥では旦那さんの姿も見えます。
殺伐とした血みどろの妄想は一瞬で何処かへ消えていきました。
 
拍子抜けして席へ座ります。


 店内はすべてパイプ椅子。昭和の食堂そのままの光景がそこにありました。
 
きぬ川さんは、朝6:30から営業。私もまあまあ朝早くに伺ったのですが、もうすでに外からオッチャンの酒盛りしているにぎやかな声が聞こえてきます。
 
 
 
手書きのメニューが愛しいです。
さて、何を頼もうか…
 
 
 
孤独のグルメでは、主人公が豚肉炒め+豚汁という豚被りメニューを頼んでしまうそうです。孤独のグルメを見てここへ来た方達は、あえてそのセットで頼むんだとか笑
ただし豚肉炒めは夜しか無いメニューで、しかも最近きぬ川は夜の営業をやっていないことが多いそうで、なかなかこのセットの再現が難しいそうです。
 
私は特に決めてなかったので、オバちゃんにおすすめを聞いてみることにしました。
「そりゃ、今の季節は、サンマだね!」 
 


ということで、サンマの朝定食。サンマと、しじみのお味噌汁、そしておしんこ。
脂ののったサンマがとてもおいしい。そして、お味噌汁がじわ~~っと体を温めてくれます。
こんな朝ごはんを食べることが出来るなんて。
 
食べている間にも、沢山の山谷のオッチャンが訪れます。特に皆ワーワー言う訳でもなく、ゆっくりと流れる朝の時間を楽しんでいるようです。
 
 
 
~~~~~~~~~
 
 
 
「おばちゃん、ありがとう。美味しかったです。」
「はい。また来てね。」
おばちゃんがニコニコ笑顔で見送ってくれました。
また来てね、って言葉好きだなあ。全部許容されているみたいで。
 
入る前は殺伐として孤独になる店なのかなあと思っていましたが、違いました。ここきぬ川は、孤独を包んでくれるような優しい店でした。




山谷のグルメ特集でした。
皆さんも、食という面から山谷を味わってみてはいかがでしょうか。






ぶれ~て(あしたのジョーぱん)
東京都台東区日本堤1-10-6
電話:03-3875-0050 
営業時間:9:00~19:00
定休日:日、祝 
 
大衆食堂きぬ川
東京都台東区日本堤1-40-2
電話:非公開
営業時間:6:00~12:30、17:00~19:30(夜は最近営業していないそう)
不定休注意