2014/04/25

第8次五色園修復プロジェクト

  
先日、愛知県日進市にある五色園へ行ってきました。

五色園といえば、コンクリート像作家 浅野祥雲氏の作品が大量に置かれている所として有名です。珍スポ好きの皆様なら、一度は氏の名前を耳にした事があるかもしれません。

五色園は、桃太郎神社、関ヶ原ウォーランドとならんで、三大聖地と言われるくらいの浅野祥雲氏スポットになっています。園内には、親鸞上人が教えを説いた様々な場面が、コンクリ像で再現されています。そのどれもが、約2mにも及ぶ迫力ある大きさで、今まさに動き出しそうなくらいの生き生きとした姿で立ち並んでいるのです。この光景は、圧巻としか言えません。







今回の目的は「修復」。




コンクリート像はどれも外に置かれており、雨風に晒されてどんどん経年劣化していきます。
そのままにしておくと、いずれは朽ちてしまいます。
どんなものもそうですが、後世に残していく為には定期的なメンテナンスが必要なのです。


ということでこのプロジェクトを開催するようになったのが、大竹敏之さん。
ライターとして活躍される傍ら、日本随一の浅野祥雲研究家として名を馳せていらっしゃいます。

この活動、五色園内を修復して、なんと今回で8回目!
私自身は2年前くらいから参加させていただいています。






修復する場所は、箱根権現御饗応(はこねごんげんごきょうおう)です。
残念ながら仕事で一日目は参加出来なかったため、二日目からの参加です。




二日目の主な作業は、この修復活動の醍醐味ペンキ塗りです。
浅野祥雲さんのご子孫である工務店さんの指示で、塗る、塗る、塗る。


ペタペタ

▲目を入れさせてもらいました





▲ンー



▲カッ



▲開眼!


古いペンキを剥ぎ、新しいペンキを塗ると、まるで見違えるかのような表情になります。


箱根権現の場面も、こんな風に鮮やかに生まれ変わりました。




美しい光景がよみがえりました。修復隊一同頑張りました。



⚫⚫⚫⚫⚫



もう一つこのイベントの素晴らしいところがありまして、それは参加者の皆様にあります。
東京、大阪(私)、はたまた山口からと、全国から浅野祥雲さんを通じて珍スポ好きが集結しているのです。

そして皆、とても個性的。


私と同じく、キリスト看板が大好きなイサムさん。
なんとTシャツを自前で作って来てらっしゃいました。



ちなみに、この神がネコとなっている仕様は、私が筆を取らせていただきました。
ありがとうございます。いや〜、大変貴重な体験が出来ました。



そしてこんな方も


岡崎市が誇る非公式ゆるキャラおかざえもんを、さらに非公式でコスプレしていらっしゃる。
非公式に非公式を重ねて、公とは、ゆるキャラの存在とは、全くわからなくなりますね。
ちなみに上下スエットは2000円程したそうです。






さらにはこんな方も。


私のこのブログTiNとも相互リンクしてくれている、お米ちゃんです。
普段はバイクに乗ってどっか行っているお米ちゃん
この日は男の娘となって周囲をメロメロにしていました。



▲どうなってんだよ





▲どうなっちゃってんだよ


愛すべき、変な大人達。




⚫⚫⚫⚫⚫




身内ネタは置いときましょう。

さて、浅野祥雲作品があるスポットの多くは、珍スポという一区切りにされてしまうところばかりですが、その造形の精巧さは実は大変素晴らしいものであったりします。

普段公開されていないところなのですが、五色園の六角堂の中にはこんな像が作られています。


室内にあるだけあって、作られた当時の美しい姿が残っています。
現代でも作るのは難しい、高い技術が使われているそうです。

例えば、五色園の像は誰もが認める文化財ではないかもしれません。
博物館などに残されるものではないかもしれません。
でも、このお姿を見ると、大切に残されている仏像とこれとは
なにも変わらないことに気付かされます。

今現在は、年一回五色園の修復が開催されています。
私は一参加者でしかありませんが、多くの方がこの修復活動を知ってほしいなと思います。〈残していく価値〉を作るのは、今生きている人でしかないと思うのですよね。なんて。




勿論、修復の時期で無い時も素晴らしい造形を楽しむことが出来ます。
是非訪れてみてください。



五色園
【住所】愛知県日進市岩藤町一ノ廻間932番地31
【電話】0561-72-0006